モノづくりとデザインと旅が好きなYOSHIEです。
人生の絶望を味わう出来事
エステティシャンからスタート。
営業、管理者、企画、人事と経験を積んで行きました。
その後、医療機器メーカーへ転職。
結婚を機に海外で暮らすも、結婚生活は長く続かず離婚。
娘と一緒に日本へ帰国。
シングルマザーとなり、わたしの第二の人生がスタートしました。
海外にいたこともあり、
日本社会でのブランクの怖さがありましたが、
娘との生活を安定させるために、保育園探しと再就職に奮闘しました。
「子どもさん、熱でたらどうされますか？」
「子どもさんいらっしゃいますが、残業できますか？」
「シングルで仕事と子育て大丈夫ですか？」
子どもに関することばかりで、
面接を受けても受けても採用してくれる会社はなく、
35社も落ち続けました。
本当、自分の人生に絶望しました。
再就職が決まったのは、
帰国してから4ヶ月が経ってからでした。
ブランクを乗り越え、新たな壁へ
再就職も保育園も同時に決まり、ホッとした安心感がありました。
慣れない病院での勤務でしたが、
職場の人間関係は良好でした。
残業や研修、休日・年末年始出勤と、
子育てと働き方の両立に、
だんだんと悩むようになっていきました。
残業の日は、
昼休憩の時間を使って保育園から職場の託児に預けたり、
保育園のお迎え時間はいつも最後の一人で、
先生から「もっと早く迎えにきてくれませんか?」と、言われたり...。
そんなフル稼働の日々に、
娘も私も精神的に疲れていきました。
理想のライフスタイルを考える
再就職が決まり、定年まで働くつもりでした。
だけど、
子育てと仕事のバランスがわたしは上手くいかず、
本当にこのままの人生で良いのかな？ と、
考えるようになりました。
生活のために働くこと
子どもと一緒に過ごす時間
どちらも、大切でした。
自分にとっての生き方ってなんだろうか？
初めて、自分の人生と向き合いました。
好きなことを仕事にしたい！
もっと自分らしく生きたい！
娘と一緒に過ごす時間をもっと増やしたい！
わたしにとっての大切にしたいことを叶えたい。
そう、思うようになっていきました。
再びデザインへの想いが強くなる
キッカケは、
海外へ行く前からお世話になっていた、女性社長から依頼されたチラシでした。
久しぶりに感じる、楽しさとワクワクと心が躍る。
そんな感覚でした。
小さな頃からモノづくりが大好きで、
大学は造形を学びました。
日常に追われて、すっかり忘れていた「デザイン」。
この時感じた、楽しさと充実感。
デザインを使った仕事にしよう！ と、決意しました。
